ラピスラズリの海、水平線の彼方

映画や小説、その他好きなものについて語ります。実は理系。

minecraftで影modを導入した

僕はminecraftをやっている。

とはいえ、それほど歴が長いわけでもない。(4ヶ月くらい)

友人とマルチプレイでがやがや言いながら建築するのは楽しく、当初作業ゲーと敬遠していたのが嘘のようにハマっている。

 

さて、先日友人との会話で影modを導入してみようということになった。

善は急げとばかりに入れてみようとすると、導入の方法が結構ややこしい。

途中で紆余曲折あり、僕たちのプレイしているワールドが全て消え去るという悲劇も発生した。

正直萎えに萎えて引退も考える程だったが、何とか気をとりなおして導入にこぎつけた。

 

僕は最初SEUSという定番影modを入れた。

しかし僕はグラフィックボードを積んでいない、オンボードのノートPCでマイクラをプレイしているので、どうにも動きがかくつく。

よって代わりに、KUDA SHADERSという比較的軽めの影modをいれることにした。

KUDAではシェーダーのオプション設定でプロファイル値をいじることができ、Low<Medium<High<Ultra<Cinematicの順に負荷が大きくなる。

僕のPCでは、Mediumが不快感なくプレイできるぎりぎりのラインだと感じた。

因みに、影modを導入すると夜の視界が本当に暗くなりプレイに支障をきたすので、夜はmodなしの通常設定に切り替えてプレイしている。

 

とにかく、影modを無事に導入できたので、どの位描写が美しくなるのか比較してみようと思う。

 

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 これがKUDA SHADERSのMedium設定。

水の描写が圧倒的に美しくなる。

僕はこの設定にして最近は遊んでいます。

 

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因みにこれはLow設定。

だいぶ描写が簡素になるものの、これでも雰囲気は十分に楽しめると思う。

このワールドは始めたばっかです、僕のPCのスペックは右上参照。

 

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 これがHigh設定。

Mediumとの違いが分かりづらいが、雲の描写がリアルになっている。

ただ通常は動きがちらつくので、僕はこの設定で遊ぶことはない。

ハイスペックPCを持っている人がうらやましい......。

 

影modの導入方法は調べれば沢山でてくると思う。

まずは軽量化modのoptifineを入れてから、こうした影modを入れていくのが定石のようだ。(僕もそうした)

 暇だったら試してみてはどうだろうか。

 

最強のふたり(Intouchables)

一昨日の投稿でレオンの話をした。

前の記事で書き忘れたけれど、この映画は米仏の共同で制作された。

 

アメリカ映画はよく見る、けれどフランス映画は何か見たっけな?

そう考えた時、真っ先に出てきたのが「最強のふたり」だ。

この映画は僕が高校生の時に公開されて、当時いたく感動したのを覚えている。

当時を思い出してつい懐かしくなり、今日Huluで見返してみた。

 

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事故で首から下が不随になった大富豪のフィリップと、スラム街出身の不良であるドリスの交流を描いた今作品。聞くところによると、実話に基づいているらしい。

正直、ストーリーに大きな山場はない。最後に一波乱あって終わり、という訳でもない。

しかし、二人の友情が育まれる様子を、ゆったりと丁寧に描ききっている。

ドリスがフィリップの影響でクラシックや絵画に詳しくなる一方で、フィリップがタバコや乱暴な冗談を言う様になる。

こんなお互いが認め合い成長する過程をみると、こちらも温かい気持ちになれる。

展開の早いドラマをよく見る人にはやや退屈に思えるかもしれないが、僕はこれくらいのペースで丁度良いと思う。

 

音楽も非常に素晴らしく、サントラが欲しいなあと思う今日この頃。

因みに、作中でドリスが聞いていた曲は"Earth,Wind & Fire"というグループの歌らしい。

これは序盤フィリップと車内で聞いていた曲。

こっちはフィリップの誕生日パーティでドリスが踊っていた曲。

 

僕が特に好きなのは、エンディング曲の"Una Mattina"。

以前日本のSNSでも話題になった、空港でピアノの連弾をする男性2人の動画で演奏していたのはこの曲。

この動画も二人組と言うのは、よく出来た偶然ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AIがyoutuberやる時代かあ(キズナアイ)

突然だが、僕はyoutubeを結構見る。

特に、僕はminecraftに最近はまっているので、youtubeで関連動画を検索しては、建築物をパクったりしている。

そして今日も今日とて飽きずにyoutubeを開くと、おすすめの動画に何やら不思議なサムネイルが...

可愛い女の子の絵に、「〇〇やってみた」というyoutuberっぽいタイトル。

気になって動画を見てみると、3DCGモデルの女の子がやたら流暢な日本語を喋っている。

ただどう考えても、世間一般で言うところのAIとは違う様だ、ていうかこれ絶対中の人いるだろ。幾つか動画を見た感じ、本人は「インテリジェントなスーパーAI」を自称しているみたいだけど(笑)

 

動画の内容は結構凝っていて飽きさせない様な作りになっている。

今日(2017年7月21日)時点では70万人超の登録者がおり、TOP層の仲間入りを果たしつつある。

あと驚くべきはコメント欄の国際性。コメントの九割は英語で、中国語や韓国語もよく見る。

日本語は驚くほど少ない。

コメントを読むと、どうやら日本語から外国語へ翻訳をする有志の集団がいるらしく、どの動画も10ヶ国語に近い数の字幕が付いている。

国際性という点では、既に日本トップだろう。

正直、このままいけば数年後には日本のトップyoutuberになっていてもおかしくは無い。

僕は可愛い女の子に目がないので、今後も偶に再生数upに貢献しつつ、動向を見守っていきたいと思います。

 

あと動画内でAIを自称する割に、ポンコツな言動をする彼女に海外の方がつけたあだ名が面白かったので、最後に紹介しておきます。

人工智障

Artificial Idiot

以上です。

 

キズナアイさん、今後も頑張って下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レオン(Leon)

昨日、「雨に唄えば」について記事を書いた。

 

それで思い出したのが「レオン」。

確か主人公の殺し屋であるレオンが、ジーン・ケリーの映画を見ている描写があった筈。

ナタリー・ポートマンが"Singin' in the Rain"を口ずさんでいた記憶もある(多分)

「時計仕掛けのオレンジ」でもこの歌が歌われていたっけな。

 

この映画は兎に角、ナタリー・ポートマンが可愛かった。

黒髪のショート・ボブにセクシーな衣服でタバコを咥える姿はとても当時13歳とは思えないほど大人びている。

けれど、たまに浮かべるあどけない笑顔は、歳相応に可愛らしい。

この映画を見た世の男は、何かに目覚めそうな感覚に恐怖したに違いない。

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黒のチョーカーがここまで似合う人も中々いないと思う。

世のサブカル気取ってる女子の皆さんは、この映画を見て勉強しましょう。

 

さて、リュック・ベッソン監督のこの映画自体も、アクション映画の名作として誉れ高い。

ただストーリーはそんな捻ったものでもなかった気もする。

殺し屋のレオン(ジャン・レノ)が、家族を惨殺された少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)を匿い、同居することになる。

殺し屋と少女の奇妙な交流を描いた、ごくシンプルなストーリー。

正直、割と最後まで簡単に展開を予想できたし、予想を裏切る様などんでん返しも無かった。

けれど、ジャン・レノは渋いし、ナタリー・ポートマンは可愛い。そして敵役のゲイリー・オールドマンキチガイだった。(この人は悪役のイメージしかない)

これだけでも十分じゃないですか?

 

この映画を「ロリコン映画」と揶揄する向きもあるらしい。

まあ確かに、レオンとマチルダは客観的に見ても数十歳の差があるしね。最後お互い"I love you"的な事を言ってて、あららと思った記憶もある。

ただ、レオンは最初の殺しをした19歳の時から精神的には成長していない。読み書きも覚えず、ただひたすらに殺しの依頼に応えていただけ。青年期に負ったトラウマも克服出来ていなかった。

そう考えると、実年齢が離れているにせよ、お互いを好きになったのはさほど不思議でもない。

 というよりナタリー・ポートマンは反則だからしゃーない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨に唄えば(Singin' in the Rain)

僕この映画めっちゃ好きなんですよ。

ミュージカル映画の金字塔といえばこれ。

特にジーン・ケリーが雨の中タップ・ダンスを踊るシーンは、映画史の中で燦然と輝く名場面。

(大きな声では言えないが、youtubeで主題歌を検索すると見れます)↓

 

僕がこの映画を初めて観たのは高校生の時だったと思う。

当時は何事にも感化されやすい性格だったから、よく傘を振り回して下手くそなダンスを踊ったものだ。

土砂降りの時でも同じことをして、学校の制服をびしょびしょに濡らして帰ったなあ。

風邪を引くので皆さんにお勧めはしないけれど、中々気分はよかったです。

 

さて、つい先日暇だったのでもう一回見返してみた。

当時とはまた違う発見があって面白かった。

1952年公開のこの映画は、サイレント映画からトーキー映画への過渡期に生きる俳優達の姿を描いている。

世界初のトーキー映画(厳密には異なる)「ジャズ・シンガー」の大ヒットが、ハリウッドにもたらしたトーキーの波。当時トーキー映画に否定的だった人達の手の平返しが面白い。

本当に当時はそんな感じだったんだろうな、と想像できる。

 

話を戻そう。

主人公のドン(ジーン・ケリー)とリナ(ジーン・ヘイゲン)はサイレント映画のドル箱スター。

けれどリナの地声があまりにも甲高く、トーキー映画を撮るとふざけた感じになってしまう。

じゃあどうしよう、というのが大まかなあらすじです。

結局、リナの声を舞台女優のキャシー(デビー・レイノルズ)の声で吹き替えようということになるのだが、僕はこの映画を初めて観たときキャシーに惚れた。

最初ドンに対してツンツンしてたのに、途中からドンにデレデレのヒロインへ。

典型的なツンデレ、これは反則である。

僕はちょろい人間なので、すぐに落ちてしまった。

因みに、僕が思うツンデレ二大巨頭は、この映画のキャシーと、谷崎潤一郎の小説「春琴抄」に出てくる春琴ちゃんです。

春琴かわいいよ春琴。

しかし今見るとジーン・ヘイゲンの演技力に驚く。実は吹き替え前も後も、声はジーン・ヘイゲン本人のものである。

この事実を知った時から、映画でこの女優を目で追わずにいられない、作中の性格最低だけど。

 当然だけどこの映画の俳優陣は皆さん亡くなられている。

デビー・レイノルズも去年亡くなられたそうだ。悲しいなあ...。

 

最後に名ゼリフを。

"This California dew is just a little heavier than usual tonight"

"Really? Where I stand , the sun is shining all over the place"

「今日のカリフォルニアの雨はいつもより少し強いみたい」

「本当?僕には太陽が輝いているように見える」(意訳です)

キャシーと結ばれたドンの幸せな気持ちが伝わってくるよい文章だと思う。

これが、冒頭でお話した名シーンへ繋がっていく訳だ。

 

 

 

街の灯(City Lights)

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今日で連休も終わりか。

ダラダラとHulu で映画だの海外ドラマだのを観ていたらあっという間だったな...。

とりあえず最後に映画の感想でも書いて、少しは生産的な事をしておくとしよう。

 

「街の灯」はチャールズ・チャップリンが監督、脚本、主演を務めている、彼の代表作と言える作品である。

1931年公開の映画ということだけど、流石にここまで古い年代の映画はあまり観たことがない。

僕が観た一番古い映画は「戦艦ポチョムキン」(1925年)だったと思う。大学でロシア史の授業を取ってた時に紹介されたのを観たんだっけな。

僕が生まれる60年以上前の映画を観て感動するって、よく考えたら凄い。

人間の感性って早々変わるもんでもないんだなあ。

 

さて、「街の灯」の内容に話を移します。

まず簡単にあらすじを。

チャップリン演じる主人公は浮浪者の男で、ある日街角で出会った、花売りの娘に恋をする。

娘は盲目で男の姿が見えず、男を紳士な金持ちだと思い込んでいる。

男は紳士の振りをして、娘の為にお金を工面する為、奮闘する。

まあこんな感じです。

 

主要な登場人物は浮浪者の男、盲目の娘、大富豪の男の三人。

大富豪はある日自殺をしたところを男に助けられ、以来行動を共にしている。

しかし大富豪が男を覚えているのは酒で酔っている時だけ。素面に戻ると男を外に叩き出してしまうというめちゃくちゃなキャラクター。

現実ではあり得ない、コメディ映画ならではの設定である。

そう、この映画はコメディなのである!!

「浮浪者」、「盲目」、「自殺」というキーワードを切り出すと、暗い雰囲気を想像してしまうがそうではない。

実際、僕は終始ニヤニヤしながらこの映画を観ていた。

「翳りのあるコメディ映画」とでも言おうか、こういった雰囲気づくりは凄いなと思う。

 

映画を観終わった後、yahoo映画で他の人のレビューを読んでいると、とんでもない意見があった。

「ラストシーンで号泣できる人はその涙もろさが羨ましい。冷静に考えれば、一目惚れした女の気を引こうと金を工面するカス野郎の所業を描いたに過ぎない…」(原文ママ)

これは逆張り前提の、あまりに穿った考察と言わざるを得ない。この人にはラストシーンをもう一度ちゃんと見て欲しい。

ラストで浮浪者の男は、盲目を治療し目が見えるようになった娘に、自分とは関係のない浮浪者だと思われてしまう。(娘は男を金持ちの紳士と思っていた為)

しかし娘が男の手を握った瞬間、今まで自分を助けてくれた男だと気づく。

 

ここで重要なのは、男が一連の流れの中で正体は自分だと一度も言っていない事だ。

気づかれないならそれで良いと、引き下がろうとしていたのである。

「一目惚れした女の気を引こう」という気持ちが真っ先に来ていれば、すぐに名乗り出ているはずだ。

この作品の根底にあるのは、浮浪者の男の「無償の愛」である。

自殺志願者を助けたのもその表れだ。

それをカス野郎とは、あんまりな言い方だと思う。

 

ふう、そろそろ書くの疲れたな...。

まあとにかく良い映画でした。

よかったらみてみてください。(おわり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴッドファーザー(The Godfather)

見よう見ようと思って放置していた映画。

ようやく鑑賞し終えたので感想をば。

ネタバレ注意です。

 

時は1945年、ニューヨークの裏社会を牛耳るマフィア、コルレオーネファミリーの隆盛と衰退を描いた今作品。

 

ドン・コルレオーネの娘、コニーの結婚式の披露宴から物語は始まる。

屋敷の外で幸せに満ちた表情を浮かべながら歌い踊る人々。

一方屋敷には、ドン・コルレオーネが名付け親になった娘の父である、葬儀屋の男が訪れていた。

葬儀屋は娘を襲った暴漢への復讐を依頼し、ドンはそれを引き受ける。

その後もゴッド・ファーザーの元には、法を外れた依頼をする男が次々と訪れる...。

 

ここでは屋敷の内と外、表社会と裏社会の対比を見事に表現している。

結婚披露宴から始まる出だしは、黒澤明の映画からインスパイアされたらしい。

ドンを演じるマーロン・ブランドのしゃがれ声と威圧的な振る舞いは迫力満点。観ている方まで肝が冷える怪演である。

当時40代ってマジですか...。

 

しかし、ドン・コルレオーネはその後敵対マフィアに銃撃され、重症を負ってしまう。

頭を失ったファミリーは、途端に窮地に追い込まれる。

面白いことに、その後復讐を買って出たドンの息子、マイケルは堅気の人間。大雑把に言えば、我々一般人と同じ側に属しているはずの人物である。

序盤から終盤のマイケルの変貌ぶりも見所の一つ。初めは恋人と仲睦まじい好青年といった風だったが、最後にはドンの後を継ぐ冷淡なボスへと成長(?)する。

 

僕が一番気に入ったのは、重症から復活したドン・コルレオーネが、病気で亡くなるシーン。

家督をマイケルに譲った後、庭でアンソニーと遊んでいる最中、突然苦しみ出して倒れる。

暖かな陽射しが注ぐ庭に横たわったドンを引きで撮っているのが印象的だった。

 

僕はこのシーンを見た時、吉田秋生の漫画、「banana fish」を思い出した。

主人公のアッシュ・リンクスが、ニューヨークの図書館で眠るように息を引き取ったシーンを、ドンの死と重ねずにはいられない。

よくよく考えると、マフィアの抗争がテーマであるのも似ている。

何か関係あるのかなあ。

 

最後に英語のお勉強。

ゴッドファーザー(ドン・コルレオーネ)の名台詞。

"I'm going to make him an offer he can't refuse"

「彼が断ることの出来ない命令をしてやる。」

→「文句は言わさん」

 

makeは他動詞で使う場合、「作る」という意味でなくなるのに注意。

offerとheの間には接続詞thatが隠れています。

 

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